『外国人のためのストレスケア講習会』です。
昨年は、ポルトガル語とスペイン語でそれぞれ行いました。今年は、群馬県で在住人口が増えているタガログ語(フィリピン)とネパール語(ネパール)で行います。
母国ではない国に住む人々… 日本に住む外国人がそうですし、また逆に外国に住む日本人にも当てはまります… には、言葉や文化などの違いによる大きなストレスがかかりますね。
そのようなストレスを正しく理解し、ストレスと上手に付き合う方法を講義とグループワークで学びます。
また、子どもが学校や家庭で抱えるストレスについても学び、ふだんの生活の中での予防の仕方と子どもがストレスを抱えた際の接し方も学びます。
こういう知識を得ることで、親も子も心の病気に陥ることを早い段階で防げるようになることを目指します。
今年の講師の方には、最新のストレス理解を取り入れていただけます。ストレスを悪いもの、抑えるものとするよりも、ストレスを「怖れる必要はない」「ムリに追い出す必要はないもの」と。
◆日時、会場: 2017年11月26日(日)
AM10時~12時 タガログ語(伊勢崎市絣の郷)
PM3時半~5時半 ネパール語(群馬県太田合同庁舎)
◆対象:それぞれタガログ語、ネパール語のわかる外国人
各定員 30人
◆講師:佐藤友哉氏(臨床心理士、精神保健福祉士)
◆それぞれタガログ語、ネパール語の通訳が付きます。
◆主催:群馬県 (受託:NPO法人 J コミュニケーション)
「あなたにもできる 外国人へのこころの支援」…
クリニックの院長の方々、臨床心理士、社会福祉士、大学の教授の方々など、専門家による執筆。
「時には四苦八苦しながら外国人のこころの支援に取り組んできた、実践的経験を豊富に持つわれわれが、支援のためのマニュアルとして執筆…内容的には臨場感あふれた読み物になっている」
まるでその場に同席しているような感じ、そして日頃考えあぐねていることに多くの気付きを得ました。自分の持っていた見方の狭さに、ドキッとすることも。
自分の心が「うつ」であると表現できるのは欧米系民族の文化的特徴であり、アジア・アフリカ系難民は心理的用語(落ち込んでいる、とか)で表現することは少ない。うつの表現は、頭痛、腹痛というような身体的表現でされることが多い… 専門家との間のコーディネート活動をしている今、得た知識をひとつひとつ蓄積していこう。
一方でいつも思うのは、外国人と日本人の大人も子どもも抱える問題に共通なことが多くあるということ。
目次をこの下のPDFに付けました。少し見にくいPDFですが、どうぞご覧ください。
『外国につながりのある子どもたちを地域で支える 心理コーディネーター養成講座』開催のお知らせです。
(チラシ(PDF版)を下の「ダウンロード」からダウンロードできます)
外国人の子どもや親の心理的問題に日頃関心を持っている地域の人たち(日本人、外国人)に、心理に関する基礎知識とカウンセリングの基礎知識を学んでいただきます。地域の中にこういう人たちが増えていくことで、問題を抱えた親子がファーストコンタクトをすることができ孤立を防ぎやすくなります。また、必要に応じ専門家につなげることができます。
昨年度の講座で24名の方が修了しました。今年度、さらにレベルアップもして、広がりに期待しています。
今年度は、明治学院大学心理学部にてプロジェクトで実践も含め取り組んでおられる先生方が東京から講師として群馬県に来ていただけます。
http://psy.meijigakuin.ac.jp/img/lab/newspaper/vol08.pdf
特に、プロジェクトリーダーでもある阿部裕さんは東京の四谷ゆいクリニックで院長として長年外国人も含めた人たちへの対応をされておられる人です。
また、田中ネリさんは日系人で日本の大学で心理を学び臨床心理士として四谷ゆいクリニックと千葉メンタルクリニックで仕事をされつつ、外国人向けカウンセリングなどのボランティア活動もされています。現在当方の群馬県委託事業で月1回群馬県に来ていただき外国人親子の心理カウンセリングをしていただいています。
講義とグループワークで基礎知識と実践の知恵を学びましょう!
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◆日時:2016年10/29(土)、11/5(土)、11/12(土)、11/26(土)、12/3(土)、12/10(土)、12/17(土) 全7回 部分参加も歓迎です。
各回 15:40~17:40
◆参加対象:外国人児童生徒の心理サポートに関心のある方(日本人、外国人)
◆定員: 30名
◆参加費: 無料
◆場所: 群馬県伊勢崎市絣の郷(群馬県伊勢崎市昭和町1712番地2)
◆問い合わせ・申し込み先:
お名前、所属、電話番号、メールアドレス、年齢、国籍を添えお申し込み下さい。
E-mail jp.ed.jcommunication@gmail.com
電話 070-5021-9103 (担当 本堂晴生)
◆主催: 群馬県
委託実施団体: NPO法人 J コミュニケーション
NPO法人 J コミュニケーションは、2014年3月から2015年2月までの1年間、群馬県緊急雇用創出基金事業「外国にルーツを持つ子どもたちの教育支援体制充実事業」を受託し実施しました。
このサイトには、その間に開催した進学説明会など各種説明会や講座向けに作成し使用した公開資料や支援情報の公開資料などを掲載してあります。この頁の一番上にある「コンテンツ」をクリックしてください。
ご質問、ご意見は下記のメールアドレス宛てにどうぞ。
jp.ed.jcommunication@gmail.cm
また、支援に関するご相談を四か国語(ポルトガル語、スペイン語、英語、日本語)で受け付けています。下記の携帯電話におかけください。受付時間は、(月)~(土) 9時~21時です。
ポルトガル語・スペイン語・英語・日本語 080-8730-6969
〒372-0047
群馬県伊勢崎市本町20-1 SOAビル201
問い合わせ:
Eメール jp.ed.jcommunication@gmail.com
携帯電話 070-5021-9103 (本堂晴生 ほんどうはるお)